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オンラインDTMスクール
スリープフリークス代表
金谷 樹さん

DTM音楽クリエイター/スリープフリークス代表 | 
金谷 樹さん

  • #DTM

DTMを始めたきっかけ

小学校高学年の頃ロックに目覚めたのですが、たまたま家にあったギターを触ってみたら面白くて、そこから音楽の道に入っていきました。 当時の憧れはギタリストの布袋寅泰さんでしたね。

作曲は、MTR(マルチトラック・レコーダー)という機材を使って、音を重ね録りするやり方で始めました。

ある時、友達が秋葉原にパソコンを買いに行くというので興味本位でついて行ったんですね。
そうしたら店頭で、曲の波形が表示されたディスプレイを初めて見て、その格好良さに一目惚れしてしまって。
気付いた時には、パソコンとディスプレイとミキサーとPro Tools(MBOX)の一式をローンで買っちゃってました(笑)。

もともとギターを使った作曲が得意だったので、当時はロック中心のDTMに取り組んでいました。

DTMモデルを監修することになった経緯

プラグインを含むDTM製品は、様々なメーカーからリリースされている関係で、組み合せの相性に良し悪しがあったり、インストールがうまくいかない、インストールしたけれど立ち上がらない、すぐ落ちてしまう、などの問題が発生しがちです。
そこで、そうした問題を予めクリアしたモデルを出すことができたら非常に有意義なのではないか、と以前から思っていました。

そんな中、raytrekさんからお話をいただいて、「やらせてください!」と即答させていただきました。

DTM初心者の前に立ちはだかる壁

コロナ禍で増えた「おうち時間」の影響もあって、パソコンを買ってDTMを始める方が増えています。
しかし、そんなDTM初心者の前に立ちはだかるのが、DTM用にパソコンを買ったのはいいけれど、うまく動かない、という壁なんですね。

スリープフリークスの生徒さんには、アマチュアからプロの音楽家まで幅広くいらっしゃいますが、ソフトを買ってインストールしてみたけれども立ち上がらない、とか、何も鳴らしていないのにノイズが鳴っている、とかサウンドの設定がうまくいかない、などの悩みは共通しています。つまり、作曲スキルの有無とは無関係なんです。

それは単純に勿体ないことだと思いますので、徹底的に動作検証を行った監修DTMモデルで壁を取り除いてあげて、安心してDTMに取り組んでいただける環境を提供できたら、と考えています。

監修モデルで実施している動作検証について

実施している動作検証の内容ですが、DTMソフト、ハードともに、かなりこだわっています。
ますはソフトウェアの検証から。
スリープフリークスでは、DTMソフトの人気アンケートを色々と実施していますが、その上位に入ったものはもちろん、これも押さえておきたいというソフトもピックアップして、全てのモデルで検証しています。
方法としては、それぞれの講師が得意とするソフトを担当して、オンラインで時間を分け検証する形をとっています。
今回は5人の講師で行いましたが、かなり自信があります。

D#モデルの発売時と比べるとソフトも様々に新しくなっていますので、基本的に最新ヴァージョンのソフトを用意して検証を行っています。

続いてハードウェアの検証について。
まずは接続ですね。ThunderboltやUSBでパソコンに接続した際に不具合なく認識されるか、という基本的なところから、製品を動かすためのドライバをインストールして問題なく立ち上げることができるか、立ち上げた際にノイズが鳴らないか、CPUが暴走しないか、そしてDAWの基本的な操作にしっかりと対応するか、この辺りを徹底的に検証しています。

Eシリーズの特長や"こだわりポイント"

これはスリープフリークス監修DTMモデルの全シリーズに共通して言えることですが、DTMクリエイターの方々が"快適に"制作することができる、ということにもこだわっています。
そのためには、安定性はもちろん、動作が速い、ということも非常に重要です。

そのため、スリープフリークス監修DTMモデルでは、シリーズ更新のたびに最新のCPUを搭載しています。
Eシリーズの検証では、D#シリーズの時に比べて書き出し時間が1分以上縮まるなど、かなり優秀なスコアを記録していますので安心してご使用いただくことができます。

Eシリーズの特長としては、半透明のケースとライティングですね。かなりお洒落に仕上がったと思います。
イルミネート機能を使って、光らせ方や色などを設定することも可能です。
部屋の雰囲気や時間の経過に合わせて、など用途に合わせて様々な使い方ができるかと思います。

Eシリーズのラインアップ紹介

スリープフリークス監修DTMモデルのシリーズ名はコードネームから取っています。
音符で言えば"ド"にあたる"C"から始まり"D"、"D#"ときて、今回の"E"がシリーズ第4弾ということになります。

ラインアップとしては、初心者向けモデルのEM7(イー・メジャー・セブンス)から、EM7+(イー・メジャー・セブンス・プラス)、EM7+/G(イー・メジャー・セブンス・プラス・オン・ジー)、Esus4(イー・サス・フォー)の順でグレードアップしていき、最上位モデルがEadd9(イー・アド・ナインス)となります。

Eシリーズで初登場となるモデルがEM7+/G(イー・メジャー・セブンス・プラス・オン・ジー)です。
これまでも、M7+モデルにグラフィックボードを搭載して欲しい、という要望が多かったので、必要な方と不要な方、それぞれに対応できるよう、新モデルを新設しました。
EM7+/G以上の3モデルにはグラフィックボードを搭載していますので、DTMと並行して映像制作にも取り組むことが可能です。

ちなみに、"/G"(オン・ジー)の"G"はグラフィックボードの"G"なのですが、グラフィックボードを搭載したモデル、という意味と、音名の"G"="ソ"をベース音に積み上げたオンコード(分数コード)という意味もかけているんですよ。

特典の御守りについて

"安心してDTMに取り組んでいただける環境を提供したい"という思いを込めた監修DTMモデルですので、トラブル防止、厄除けにぴったりなSleepfreaksお守りを特典にご用意しました。

機材詳細

モデル:raytrek スリープフリークス監修 DTMモデル E add9(イー・アド・ナインス)

CPU:Core i9-13900KF

メモリ:64GB DDR5 SDRAM

グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB

ストレージ:2TB Gen4 NVMe × 2

スリープフリークス / 金谷 樹さん

北海道出身。11歳でギターを始め、18歳で上京。バンド活動にて音源を制作するにあたりDTMを開始。
23歳で音楽事務所に所属し、サウンドクリエイターとして多くの楽曲を手掛ける。
音楽制作知識を活かしパソコントラブル解決・DTMレッスンを個人で行った後、株式会社スリープフリークスを設立。
DTMオンラインレッスンを運営し、1500名以上の指導実績を誇る。
「優秀な音楽クリエイター/人材育成に貢献し日本の音楽業界を活性化させる」という企業理念のもと、「Sleepfreaks YouTubeチャンネル」にて音楽制作ソフトの解説や作曲テクニックを無料公開し、15万人以上の登録・支持を獲得している。
  DTMメディアサイト スリープフリークス https://sleepfreaks-dtm.com/

金谷 樹